ニコチン置換療法は、8週間ニコチネルTTS(ニコチンパッチ)を体に張ります。体に貼ったニコチネルTTSから、ニコチンを補給し、徐々にニコチンの量を減らしながら禁煙による離脱症状を軽減していくものです。
タバコをやめる上で最も大切なことは、患者さま自身の気持ちです。どんなことがあっても二度とタバコは吸わないと、宣言し、実行してください。
禁煙を開始すると、ニコチンの欠乏により離脱症状が出始めます。離脱症状とはイライラやタバコが吸いたくなるなどの症状です。
自分の意思で禁煙しようとした場合、離脱症状が強いとなかなかやめることができず成功率も低くなります。
ニコチンを補給しながら禁煙ができるニコチネルTTSを使用した場合、離脱症状が軽減されるため、成功率が極めて高くなる特徴があります。